デジタルと紙手帳、どっちのほうが便利なのかな?
デジタル管理と紙手帳ではそれぞれデメリットとメリットがあり、自分が手帳で何をしたいかによって利便性が変わります。
そこでこの記事では、わたしが実際に紙手帳をやめた体験談と、紙手帳に戻った経緯についてご紹介します。
- 紙手帳は、自発的に手帳を開かないとスケジュールを見逃す危険性がある
- 紙手帳をやめたら、持ち物が減り身軽に移動できるようになった
- デジタル管理には、データが消える可能性があるというデメリットがある
- 紙手帳のほうが、頭の中が整理されて記憶に残りやすい
- 他者と共有したいことはデジタル、他は紙手帳で管理することで、それぞれのデメリットを解消できる
デジタルと紙手帳それぞれの良さをうまく利用することで、毎日の生活がグッとラクになりますよ。
ぜひご自身の生活にあった利用方法を見つけてみてくださいね♪
紙の手帳をやめた理由は?
10年以上紙の手帳を愛用していましたが、一度紙の手帳をやめてみました。
紙の手帳をやめた理由は、5つあります。
- 朝手帳を開くのを忘れて、予定を見逃すことがあった
- スマホが便利になり、いちいち手帳を開くのが面倒になった
- 持ち歩くのに重く、邪魔になる
- 紙の手帳の保管が大変
- 人との約束の予定が少なく、スマホのカレンダーでも足りるようになった
結論から言うと、スマホでのデジタル管理の方が身軽で軽くて便利だ!という考えに至ったからです。
スマホの機能が格段にパワーアップしたのも原因のひとつです。
実際紙の手帳をやめてスマホのグーグルカレンダーで管理し始めたら、めちゃくちゃ便利でした。
紙の手帳をやめて感じたデジタル管理の良さは、次のでとおりです。
- 紙手帳を持ち歩かなくていいので軽い
- スケジュールをすぐに書き込める
- データ管理なので収納に困らない
- スケジュールのリマインダー機能で、予定を見逃すことがなくなった
ただし、紙手帳をやめたメリットだけでなくデメリットもありました。
紙手帳・デジタル管理のデメリットとメリットについて、詳しく解説しますね!
デジタル管理のデメリットとメリットは?
まず、デジタル管理のデメリットとメリットをご紹介します。
デジタル管理のデメリット
- データが消えたときの復元が難しい
- ネット環境が悪いと、使えないことがある
- 自由度が低く、アップデートで使い勝手が悪くなる場合がある
- アプリの仕様変更やサービス終了で使えなくなったときの移行が大変
- 記憶に残りにくい
デジタル管理の最大の弱点は、データが消えてしまう可能性があることです。
自分の保存ミス以外だけでなく「いつの間にか大事なデータがなくなってる…!」なんて経験がある人もいますよね。
わたしはデジタルに疎いので、データが飛ぶともうパニック!復元できた試しがありません。
他にも、アップデートで使い心地が変わったり、サービスが終了してしまう危険もあります。
電波のない場所ではスケジュールを確認できないので使用環境を整える必要があるのも、デジタル管理のデメリットですね。
デジタル管理のメリット
- 家族や仕事仲間とスケジュールを共有できる
- スマホ、タブレット、パソコンとどの媒体でも見ることができる※アプリによる
- 検索やリマインダー設定がカンタン
- 紙手帳を持ち歩く必要がなく、身軽に移動できる
- ペンを持ち歩く必要がない
デジタル管理には、紙の手帳にはないメリットがたくさんあります。
まず、家族や仕事仲間とスケジュールの共有がしやすいです。
同じアプリでスケジュールを共有できるように設定しておけば、相手に連絡することなく自分のスケジュールを知らせることができますよ。
また、検索やリマインダー設定がカンタンです。
紙手帳は検索がしにくく、メモしてあるページを自分で探して開く必要があります。
デジタル管理では、リマインダーを使えば毎週決まった時間にある会議や予定も自分で書き込む必要がないのも、時短になる大きなメリットですね。
紙手帳のデメリットとメリットは?
次に、紙手帳のデメリットとメリットをご紹介します。
紙手帳のデメリット
- 持ち歩きが大変、手帳によっては大きくて重い
- 家族や仕事仲間との情報が共有できない
- ペンがないと書き込めない
- 検索がしにくい
- 手帳を自発的に開かないと、予定を見逃すことがある
紙の手帳の最大のデメリットは、能動的に使うとまったく機能しないことです。
自分で手帳を開く癖をつけておかないと、うっかり大事な予定を見逃してしまうことがあります。
さらにスマホと別に持ち歩く必要があるので、移動が多い人には重くて邪魔だと感じることがありますよね。
移動のときにはペンを持ち歩く必要があり、忘れたりインク切れを起こすと書き込めないのもデメリットです。
検索機能がないのでメモした場所を忘れると探すのが大変だったりと、利便性ではデジタル管理のほうが機能的に上だと思います。
紙手帳のメリット
- 頭の中が整理されやすく、記憶に残りやすい
- スマホの誘惑がない
- シールを貼ったりコラージュしたりできて、自由度が高い
- データが消える可能性が低い
- スケジュール管理やメモの他に、表を書いたり絵を書いたりもできる
紙手帳の最大のメリットは、スマホの誘惑がないことです。
デジタル管理でスマホを使っていると、ついついスマホを触ってネットサーフィンをしたり飛び込んできた広告をクリックしてしまうことがあります。
紙手帳にはデジタル管理特有の誘惑がないので、時間を無駄に消費することがありません。
さらに紙手帳は自由度が高く、マンスリーだけだったり1日1ページ手帳だったりと、自分の好きなフォーマットを選ぶことが可能です。
好きなデザインの手帳が見つからないときは、ノートに自分で自作することもできますよね♪
デジタル管理のようにデータ保存を忘れてすべて消えてしまう危険もなく、手を動かして書くことで記憶に残りやすいのも紙手帳のメリットですね。
わたしがデジタル管理から紙手帳に戻った理由
デジタル管理のほうが便利!と思ったわたしですが、デジタル管理から紙手帳に戻りました。
わたしがデジタル管理から紙手帳に戻った理由は、自分で決めたスケジュールを遂行できなくなったからです。
わたしは紙手帳に、人との約束の他に自分で決めたスケジュールも記入していました。
自分で決めたスケジュールとはどういうことかと言うと、たとえば、
- 絶対定時に帰宅する!
- 朝は5時に起きる
- 20時以降は食事をしない
というような「自分との約束事」です。
「自分との約束事」をデジタル手帳には書かなくなったことで、
- だらだら残業をしてしまう
- 夜更かしして朝寝坊する
- 20時以降、お菓子の誘惑に負ける
と生活が乱れるようになりました。
紙に書いて頭の中を整理する時間も減り精神的にも気持ちの余裕がなくなったので、頭の中が整理しやすい紙手帳に戻ったという経緯があります。
デジタル管理を試したからこそ、紙手帳の良さを再確認できました。
ただし仕事仲間とのスケジュール管理はデジタルも併用することで、連絡漏れがないように気を配っています。
紙手帳をやめた理由とデジタルと紙手帳のデメリット&メリットのまとめ
紙手帳をやめた理由と再活用するようになった経緯、デジタルと紙手帳のデメリット&メリットについてご紹介しました。
デジタル管理と紙手帳にはどちらもデメリットとメリットがあり、どちらが合うかはその人の生活環境や性格によっても違います。
わたしのように、「デジタル管理していたけどやっぱり紙手帳に戻ろう」ということもできますので、どちらも一度試してみるといいですね。
面倒でなければ、リマインダー機能が必要なスケジュールや人とのスケジュール共有のみデジタル管理という手もありますよ。
ぜひご自身にベストな方法を選択して、毎日の暮らしに役立ててくださいね!